記述

文字

ShikiMLで通常の文字や記号はそのまま記述します。

S = ab
\[ S = a b \]
ギリシャ文字等を埋め込むにはTeXと同様に\の後に文字の名称を記述します。
名称はTeXのものと同一です。
\pi = 3.14159...
\[ \pi = 3 . 1 4 1 5 9 \cdots \]

いくつかの文字は文字のシーケンスで記述できます。

a +- b
\[ a \pm b \]
文字を記述する時の注意点として、文字と文字の間の空白は1つのみにする必要があります。
2つ以上の空白があると式の終わりとして認識されてしまいます。

シーケンスの例を以下に示します。

シーケンス
シーケンス 表示 シーケンス 表示 シーケンス 表示
* \(\times\) . \(\cdot\) +- \(\pm\)
-+ \(\mp\) != \(\neq\) =/= \(\neq\)
_|_ \(\perp\) <- \(\leftarrow\) <= \(\Leftarrow\)
<– \(\longleftarrow\) <== \(\Longleftarrow\) -> \(\to\)
=> \(\Rightarrow\) –> \(\longrightarrow\) ==> \(\Longrightarrow\)
<-> \(\leftrightarrow\) <=> \(\Leftrightarrow\) <–> \(\longleftrightarrow\)
<==> \(\Longleftrightarrow\) |= \(\models\) |-> \(\mapsto\)
< \(\lt\) > \(\gt\) =< \(\leq\)
>= \(\geq\) >> \(\ll\) >>> \(\lll\)
<< \(\gg\) <<< \(\ggg\) |- \(\vdash\)
-| \(\dashv\) ~ \(\sim\) ~< \(\lesssim\)
>~ \(\gtrsim\) || \(\parallel\) oo \(\infty\)
\(\cdots\)        

文字の装飾

文字の装飾は以下のようにして記述できます。

Shiki Result Shiki Result Shiki Result
_
a

\(\bar{a}\)


->
a

\(\vec{a}\)


~
a

\(\tilde{a}\)


.
a

\(\dot{a}\)


^
a

\(\hat{a}\)


v
a

\(\check{a}\)


'
a

\(\acute{a}\)


`
a

\(\grave{a}\)


=
a

\(\bar{\bar{a}}\)


*a*

\(\boldsymbol{a}\)

*|R*

\(\mathbb{R}\)

*/a*

\(\mathcal{a}\)

**S*

\(\mathfrak{S}\)

       

上付き・下付き

ShikiMLで上付き文字(べき乗)を記述するには文字の右上に文字を置きます。

      2
E = mc
\[ E = m{c^{2}} \]

下付き文字を記述するには文字の右下に文字を置きます。

S = k ln W
     B
\[ S = {k_{B}} \ln W \]
上付き文字と下付き文字を混ぜて使用することも出来ます。
そのとき、文字の位置により表記が異なります。
  j  i   i
A  ,A  ,A
 i    j  j
\[ {A_{i}}^{j} ,{A^{i}}_{j} , A_{j}^{i} \]

分数

分数を使用するには分母と分子の式の間を-(ハイフン)で区切ります。

    1
S = -ab
    2
\[ S = \frac{1}{2} a b \]

平方根, n乗根

平方根を使用するには以下のように記述します。

            ________
           / 2
    -b +- v b  - 4ac
x = ----------------
           2a
\[ x = \frac{- b \pm \sqrt{{b^{2}} - 4 a c}}{2 a} \]

n乗根を使用するにはvや/の上の部分に数を記述します。

3__
v27 = 3
\[ \sqrt[3]{2 7} = 3 \]

初等関数

初等関数(三角関数、指数・対数関数等)を記述するには関数名の前後に空白を1つ置いて記述します。

        sin x
tan x = -----
        cos x
\[ \tan x = \frac{\sin x}{\cos x} \]

対数関数の底を指定するときはlogの右下に記述します。

log  27 = 3
   3
\[ {\log _{3}} 2 7 = 3 \]

総和記号

総和記号は以下のように指定します。

           oo      n 2n+1
        ---    (-1) x
sin x =  >     ----------
        ---     (2n+1)!
           n=0
\[ \sin x = \sum_{n = 0}^{\infty } \frac{{{\left( - 1\right)}^{n}}{x^{2 n + 1}}}{{\left( 2 n + 1\right)} !} \]

微分

微分は以下のように記述します。

          2
         d *r*
m*a* = m------- = *F*
            2
          dt
\[ m \boldsymbol{} \boldsymbol{a} = m \frac{{d^{2}} \boldsymbol{} \boldsymbol{r}}{d{t^{2}}} = \boldsymbol{} \boldsymbol{F} \]

偏微分

偏微分は微分のdの代わりに@(アットマーク)を使用することで記述できます。

     @f
J  = --
 f   @x
\[ {J_{f}} = \frac{\partial f}{\partial x} \]

積分

積分は以下のように記述します。

 /\ \pi
 |      sin x dx = 2
\/  0
\[ \int_{0}^{\pi} \sin x d x = 2 \]

重積分

重積分は積分記号を続けて書けば記述できます。

 /\ /\                         /\ /\ /\
 |  |   \epsilon *E* . d*S* =  |  |  |   \rho dV = Q
\/ \/ S                       \/ \/ \/ V
\[ \iint_{S} \epsilon \boldsymbol{} \boldsymbol{E} \cdot d \boldsymbol{} \boldsymbol{S} = \iiint_{V} \rho d V = Q \]

周回積分

周回積分は積分記号の中心の|をOに変えれば記述できます。

 /\                  /\ /\   @*B*
 O   *E* . d*r* = -  |  |   ------ . d*S*
\/ C                \/ \/ S   @t
\[ \oint_{C} \boldsymbol{} \boldsymbol{E} \cdot d \boldsymbol{} \boldsymbol{r} = - \iint_{S} \frac{\partial \boldsymbol{} \boldsymbol{B}}{\partial t} \cdot d \boldsymbol{} \boldsymbol{S} \]

二項係数

二項係数は(と)の間を空白で埋め、その上下に係数を記述します。

 n       n!
( ) = --------
 k    k!(n-k)!
\[ \binom{n}{k} = \frac{n !}{k ! {\left( n - k\right)} !} \]

行列

行列は括弧の間に式を並べて記述します。
行の区切りは空白のみの行、列の区切りは2つ以上の空白で区切ります。
行の左端の文字は揃えて記述する必要があります。
          /       \
          | 0  -i |
\sigma  = |       |
      2   | i  0  |
          \       /
\[ {\sigma_{2}} = \left( \begin{array}{cc} 0 & - i \\ i & 0 \end{array} \right) \]

上記で四隅の/,\を-(ハイフン)に変えると角括弧になります。

          -       -
          | 1  0  |
\sigma  = |       |
      3   | 0  -1 |
          -       -
\[ {\sigma_{3}} = \left[ \begin{array}{cc} 1 & 0 \\ 0 & - 1 \end{array} \right] \]

場合分け

場合分けは以下のように記述します。

   oo                  /
 /\                    | \pi  (m = n)
 |  sin mx sin nx dx = <
\/                     | 0    (m =/= n)
   -oo                 \
\[ \int_{- \infty }^{\infty } \sin m x \sin n x d x = \left\{ \begin{array}{ll} \pi & {\left( m = n\right)} \\ 0 & {\left( m \neq n\right)} \end{array} \right. \]